前日の雨とは一転!
この日は朝から晴天となりました。
前日、御油宿まで歩いて豊橋まで電車で移動。
豊橋のビジネスホテルに泊まって、この日は再び電車で御油宿へ。
天気も良く、今日は少し暑くなりそうです。
2023年3月
【道のり】
御油宿〜吉田宿
名鉄御油駅から、昨日のゴール地点に戻り街道ウォーキングを再開。
問屋場跡、高札場跡を通って道は大きく左へ。
旧家屋の町並みを通って音羽川にかかる御油橋が御油宿の東のはずれです。
音羽川を渡ってしばらく進むと、「これより姫街道」の案内板と秋葉山常夜燈が建っています。
ここから浜名湖の北側を通って見附宿又は浜松宿へと繋がる別ルートがありました。
当時浜名湖を渡るには舟を使って渡っていたので、それを嫌う人や、この先東海道沿いにある新居の関所を嫌う人達が通った道だそうです。
常夜燈は1774年建立のもだそうですよ!!
御油の一里塚跡を過ぎて住宅街をしばらく歩くと、また秋葉山常夜燈が建っていました。
今度の常夜燈は1800年建立のもの。
秋葉山って…?
と思い後で調べてみたら、浜松市にある秋葉山本宮秋葉神社のことで、東海道随一の霊山とも言われています。
創建は702年!!
中世には秋葉大権現と称していたそうで、全国より崇敬されている神社だそうです!!
住宅街を過ぎれば、少しの間、田園風景が広がる道に出ます。
そしてまた住宅街の中を進むまっすぐな道。
田園風景が広がる道は遠くの山々も望めて、開放感があります😊
住宅街を歩いていると、伊奈村立場茶屋跡がありました。
御油宿と次の吉田宿との間にある間の宿で、吉田藩主が1687年御馳走茶屋を設けたのが始まり。
松尾芭蕉とも親交があった、俳人烏巣(うそう)が生まれた加藤家が茶屋本陣を勤めていました。
豊川放水路を渡り、古い家屋の脇を通って豊橋に向かって歩いて行きます。
豊橋を渡る手前には豊川稲荷遥拝所碑が建っています。
江戸時代には豊川稲荷の道標と大鳥居が建っていたそうですが、今は一の鳥居として移設されたとのこと。
豊川にかかる豊橋を渡ると吉田宿です♬
吉田城下西口には縮小復元された西惣門があり、その先には吉田宿碑が建っています。
碑には、江戸まで73里とあります。
約292キロ。
東海道も残り300キロを切りました!!
とは言ってもまだ300キロありますね〜😅
街道沿いには本陣跡・脇本陣跡があります。
吉田宿は城下町♬
今、お城はありませんが城跡は公園になっているので、街道から外れて寄ってみました。
吉田城大手門跡を通って豊橋公園へ♬
城跡が公園になっていますので、大きな公園です。
公園内には立派な石垣が残っています!!
城跡からの景色も遠くまで見渡せて素晴らしい!!
ここなら敵が攻めてきても一望できます!!
公園内をぐるっと回って再び東海道へ♬
街中を歩いて東の惣門跡を通り、大きな秋葉山常夜燈を見ながら、次の二川宿へと向かいます。
吉田宿〜二川宿
ここからしばらくは国道1号線沿いです。
国道1号線とは長いお付き合い♬
今回の東海道57次の旅の始まりである大阪からのお付き合い😆
これからも日本橋までお付き合いは続きます😆
国道を歩いていると…
浜松まで39キロの案内板が見えました!
静岡県が近づいてきました😊
さらに進むと、一風変わったお寺が!
寿泉寺です。
入口が中国のお寺のような作りで、中に入いると、立派な三重塔が聳え立っています!!
飯村の一里塚から旧道へ。
ここから若干上り坂が続きます。
坂を登り切り、今度は火打坂と呼ばれる坂を下ると二川宿です。
JR二川駅は宿場の西のはずれにあるようで、宿場内を歩くのは次回に♬
今日はここまでとしました。
【見どころ】
吉田城(豊橋公園内)
この日の見どころは、吉田宿にある吉田城です。
宿場そのものも、東西の惣門が縮小復元されていたり、本陣や脇本陣跡、吉田城大手門跡などなど…
キョロキョロしながら歩いていました。
中でも吉田城跡は、立派な石垣が残り、城跡からの景色も絶景!!
お近くに行かれたらぜひ立ち寄って見てください!!
【歩いてみて】
この日は前日の雨模様から一転、良い天気に恵まれ気持ちよく歩くことができました。
21キロを約6時間の歩き旅でした。
道はほぼ平坦(二川宿手前では若干上り坂あり)。
途中、コンビニや飲食店、スーパーなどもあり補給には困りません。
道がまっすぐに伸びている所が多く、少々飽きてきます💦
次回はいよいよ遠江国(静岡県)へ。
日本橋まで300キロを切り、横に長〜い静岡県の旅の始まりです😊
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