京阪電車に乗り枚方駅までやってきました。
曇り空ですが雨の心配はなさそう♬
今日はここ枚方宿から伏見宿までの25キロを歩きます!
【枚方宿〜橋本宿】
現在の枚方市は約40万人の人が住む街ですが、朝の枚方宿は静かな佇まい♬
街道筋には歴史を感じさせる建物が多く残っています。

東に進むと天野川にぶつかります。
ここが枚方宿の東のはずれ、「東見附(ひがしみつけ)」です。
昔は舟で川を渡っていましたが、現在は国道に橋が掛かっていますので、迂回して進みます。

しばらく国道沿いを進み、牧野辺りから旧道に入って住宅街を抜け、また国道へ。出たり入ったりしながら楠葉(くずは)に向かいます。
この楠葉、町名は「楠葉」ですが、駅名は「樟葉」。
双方(くずは)と読みますが、時代によって使われた字が違うようです。
現在は「楠葉」が正しいとのこと。
その楠葉、古くから交通の要衝で、古事記や日本書紀にも出て来ます。
古くから賑わった町は現在でも京阪電車の主要駅となっています。
楠葉を過ぎて旧道を進むと、楠葉台場跡がありました。
こんなところに台場があるとは知りませんでした!!
ここは幕末期に造られた台場で、多くは欧米列強の外国船への備えのために海岸線に造られることが多かったのですが、ここは、大阪湾から外国船の侵入を防ぐ名目で、実際は尊王攘夷派の入京を阻止する関所として築かれたようです。
※台場…幕末に設置された砲台のこと。主に外国船を打ち払うために造られた。
実際、京街道を付け替え番所も設けられていました。
現在は公園になっています😊



楠葉砲台跡を過ぎれば京都府に入り橋本宿です。

橋本宿は京街道の正式な宿場町ではありません。
古くから石清水八幡宮参拝客の宿泊所、西国街道への渡し場として大変賑わっていました。
当時は花街として夜の町としても繁盛したそうです。
また、淀川を渡る渡し舟の発着場にもなっていたそうです。
今はその面影はまったくありませんが、当時の建物が残る住宅街になっています。



【橋本宿から淀宿へ】
橋本宿からしばらく進むと石清水八幡宮です。
石清水八幡宮は、日本三大八幡宮のひとつで、平安時代前期に大分の「宇佐神宮」から勧請された神社です。
※勧請…離れた場所にいる神や仏に対して、こちらに来てくれるように祈り願うこと。
本社10棟、附 棟札3枚が国宝に指定されるなど由緒ある神社です😊
石清水八幡宮を起点に京街道から分岐し、高野山まで続く東高野街道が続いています♬

京街道は木津川・淀川を渡り淀宿へと向かいます。



旧道は住宅街を進みます。
そして、淀宿到着で〜す♬
淀宿は、淀城の城下町です。
江戸時代の淀城は、豊臣秀吉が築いて淀君を住まわせて淀城ではありません!!(知りませんでした…😵)
伏見城を廃城にして、桂川・宇治川・木津川が合流する三角州に新しく築かれたお城だそうです!!
現在の京阪電車、淀駅近くに城跡も残っています♬


【淀宿から伏見宿へ】
京阪電車の淀駅前を過ぎてよ、淀小橋旧趾を右へ。
旧道は住宅街を進みます。
京阪電車の線路を隔てた反対側には京都競馬場の広大な敷地が広がります。
しばらく進むと住宅街の中に、「戊辰役激戦之址」の案内表示が…
幕末の1868年正月3日に始まった鳥羽伏見の戦い。
この辺りで激しい戦闘が繰り広げられたんですね!!

住宅街を過ぎると今度は宇治川の河川敷を歩きます。
この河川敷歩きが長い💦
遠くを見渡せて単調な道なので、歩いても歩いても進んだ気がしません💦
途中国道1号線を横断する箇所がありますのでご注意を!!
河川敷歩きが終わると伏見の宿場も間近♬
幕末に活躍した人達が、それぞれの思惑でひしめき合った、伏見宿に到着です!!
伏見宿は、伏見城の城下町であり、淀川の水運の中継地点(伏見港)でもあり大変栄えていました。
宿場には運河が流れ、三十石船が人や物を運んで大阪まで繋がっていました。

伏見宿の中心部に向かって街道を歩いて行くと、「伏見長州藩邸跡」があります。
ここで長州・薩摩を中心とした維新志士達が、新しい日本について話し合っていたんでしょうねぇ!!

「伏見口の戦い激戦地跡」が京橋の脇に建っています。
京橋からは往時の伏見港が公園になって整備され見ることができます。


京橋を過ぎると街道は右へ。
すると…
寺田屋がありました!!
「寺田屋」は、あの幕末の志士、坂本龍馬が常宿にしていた旅籠!!
坂本龍馬が幕府方の捕り方に襲撃され深傷(ふかで)を負った、有名な「寺田屋事件」があった場所でも有名です。

旅籠の脇には、龍馬の銅像や、龍馬が使った井戸などがありました。


寺田屋を過ぎると、街道は右へ左へと曲がりながら細い路地も通って進んで行きます。
道の両側にはお店がズラリ!!
観光スポットになっていて、ショッピングやグルメなどが楽しめます😊

伏見の宿場を抜けると住宅街になります。
道の脇には古い道標が立っていたり、古い建物が残っていたり♬
住宅街の中にも歴史を感じさせてもらえました。

今日のゴールに近ずくころ、「撞木町廓(しゅもくちょうくるわ)」という案内石碑が…
ここは江戸時代にあった花街の入口。
「忠臣蔵」で有名な大石内蔵助が吉良方の目を欺くため、ここに通って遊興していたとされる場所です。
今はその頃の面影はなく、静かな住宅街になっています。

撞木町廓の案内石碑を過ぎて、商店街を歩くと今日のゴール京阪電車「墨染」駅に到着で〜す♬
今日は約7時間の徒歩旅でした😊
【歩いてみて】
今日は、幕末をめぐる旅でした!
楠葉の台場跡、淀城跡、戊辰戦争の激戦地跡、そして寺田屋事件があった寺田屋と…
ほんの160年前、往時の人達が当時の日本を憂い、今後の日本のためを思って行動した場所の数々…
現代を生きる私たちは、そのような歴史の延長線上に生きていることを実感しました!!
街道筋は平坦な道が続きます。
お店もところどころにあるので、補給やトイレなども心配ありません♬
淀川や宇治川の河川敷を歩いたり、木津川を渡ったりしますので、風が強い日は歩きにくいかもしれません💦
伏見の町はお店が多数!!
古い建物を活かしたお店もたくさんあるので、歴史を感じながら、ショッピングやグルメを楽しめますよ😊
今日は伏見の町をウロウロ見て回ったので、長めの旅となりましたが、幕末の風情を楽しめた、いい旅となりました😊
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