久しぶりに熱田神宮の最寄駅である名鉄神宮前駅にやってきました。
約4ヶ月ぶりです♬
【道のり】
まずは熱田神宮に参拝しスタートします♬
朝の神宮は厳かな空気に包まれています。
熱田神宮には、織田信長が奉納した塀も残っています。
なんでも、1560年桶狭間合戦の出陣の際、熱田神宮に願文を奏して大勝したので、そのお礼に作ったものだそうです!
日本三大土塀の一つとしても有名なんですよ😊
参拝後、七里の渡し船着場方向に歩いて行くと、途中で東海道の道標が出てきます。
1790年建立の東海道と佐屋街道の分岐点に建てられた道標です。
ここを左に曲がって東海道に再び合流♬
東へ歩いてお江戸日本橋を目指します♬😊
住宅街を進んで行くと、山崎の長坂と書かれた道標がある坂道をダラダラ登って、笠覆寺という立派なお寺の前に出てきました。
この笠覆寺、創建は733年の古寺で、尾張四観音の一つであり、松平竹千代(後の徳川家康、織田家に囚われていた)と今川家に囚われていた、織田信広(信長の兄)の人質交換があった場所とのこと!
本で、人質交換があったことは知っていましたが、このお寺でされたんですね〜!!
笠覆寺を過ぎると、笠寺の一里塚があります。
東の塚一基が現存していて、今でも立派な塚でした♬
古い町並みが残る住宅街を歩いて行くと鳴海宿到着で〜す😊
鳴海という名の由来は、昔海辺が近く潮騒が聞こえたことから名前がついたそうで…
今の海岸線は遠く離れていて想像ができません😵
往時は栄えていた宿場町だったそうですが、今は本陣跡や桝形の道が残っていますが、静かな町並みになっていました。
鳴海宿を過ぎてしばらく進むと、手越川を渡り、綺麗に整備された有松の一里塚があります。
一里塚を過ぎた辺りから、急に江戸時代にタイムスリップしたような町並みが広がります!!
そこは有松。
鳴海宿から知立宿までの距離が長かったことから、「間の宿」が置かれたところです。
突然、江戸時代の街道風景が出てきた!!って感じ😵
古い町並みが残る街道筋をワクワクします😆
今まで歩いた宿場町で東海道の関宿や、中山道の奈良井宿を思い出します😊
有松は絞染めの有松絞が有名らしく、染物を展示した施設があり、国の重要伝統的建造物保存地区としても指定されていて、お勧めの場所です!!
有松を過ぎると今度は、桶狭間の古戦場趾が街道から少し外れたところにあるので寄り道です♬
ここは、織田信長が今川義元を討ち取った歴史的に有名な合戦場。
今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」でも描かれていましたよね😊
今では、大きな戦いがあった場所とは思えない静かな公園になっていました。
桶狭間の合戦跡を過ぎ住宅街を進むと、両塚が残る阿野一里塚があります。
こんな住宅街に両塚が残っているのは珍しい!!
そしてその先に、三河国との国境であった境川が流れ、そこにかかる橋が境橋です。
橋を渡って…
三河国に入りました〜😊
旧道を進み、国道に出ると知立市に入ります。
知立城趾を過ぎると知立宿の中心部に入り、今日はこのまま名鉄知立駅まで行って終了としました。
【見どころ】
①信長塀
日本三大土塀の一つで、信長が桶狭間の戦いで大勝したお礼で作った土塀が熱田神宮内に今も残っています。
https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/about/keidai/pdf/keidai.pdf
②笠覆寺
尾張四観音の一つ。
織田家の人質であった徳川家康と今川家に囚われた織田信広(信長の兄)の交換が行われた場所でもあります。
③有松の町並み
有松の一里塚を過ぎると突如現れる江戸時代の町並み!!
東海道の関宿や中山道の奈良井宿を思い出させてくれ、江戸時代にタイムスリップした感じでした!!
染物(有松絞)が有名です。
国の重要伝統的建造物群保存地区にしてされていて、飲食店やお土産物屋さんも多くあり、散策するだけでも楽しい地域です😊
④桶狭間古戦場
織田信長と今川義元が戦った古戦場趾。
東海一の弓取りと言われた今川義元を破った織田信長のその後の人生を大きく変えた戦いでした。
⑤阿野一里塚
旧東海道に残る一里塚。
現在も両塚が残る貴重な史跡です。
【歩いてみて】
この日は宮宿から知立宿まで21.6キロを5時間30分かけて歩きました。
途中、笠覆寺や有松の町なみ、桶狭間の古戦場趾など、見どころ満載の道のりで、あっという間の5時間30分でした!!
今回も住宅街や国道沿いを歩く行程がほとんど。
途中の補給は心配ありません。
尾張国から三河国に入りました!!
三河国は家康の生まれ故郷♬
これから家康にまつわる場所が多くあるんでしょうねー😆
とても楽しみです😊
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