歩いてお伊勢まいり♬ その6 松阪から明星駅まで13km 外宮への道標に導かれ――祓川を越えて

プライベート日記

2025年4月。

歩いてお伊勢まいり♬

今回も妻と一緒に伊勢路を歩きます🚶

桜の季節も終わりましたが、朝の松阪はひんやりとした空気。

でも空は快晴!日中は暑くなりそうな予感です。

1. 松阪宿をスタート!歴史ある道標と出会う

今回のスタート地点は松阪宿。

まずは、前回ゴールした日野町交差点へ向かいます。

駅から少し歩くと、すぐに道標が目に飛び込んできました。

左さんぐう道

右わかやま道

「えっ、和歌山道!?」

伊勢から和歌山って、だいぶ距離があるのでは…?

と思いながら案内板を読むと、松阪宿はかつて紀州藩の領地。

ここで和歌山街道と三重の道が合流していたとのこと。

なるほど、そんな歴史があったのか…としみじみ。

昔の人たちも、こんな道標を見ながら旅をしていたんだなと思うと、なんだか胸が熱くなります。

2. 信樂寺を通り住宅街へ、暑さに負けず歩く

街中を抜けると、だんだんと住宅街の風景に。

このあたりから、少しずつ汗ばむくらいの暑さに変わってきました。

沿道の信樂寺には閻魔大王が安置されているそうです!

街道沿いにこんなお寺があるのも、昔から多くの旅人が行き交っていたからでしょうか。

ぐんぐん気温も上がってきたので、1時間ほど歩いたところで喫茶店に飛び込み、ひと休み。

冷たいアイスコーヒーが五臓六腑にしみわたる…。

しっかり水分補給と日焼け止めを塗り直して、リフレッシュして再スタートです!

3. 外宮まであと少し!櫛田川と祓川を越えて

喫茶店を出てさらに歩き続けると、「従是 外宮四里」と刻まれた道標を発見!

ついに外宮まで16km!

地図で見るとまだ距離はあるけれど、目に見える数字で近づいている実感が湧きます。

うれしい瞬間!

さらに進むと、東海道中膝栗毛にも登場する「おもん茶屋跡」へ。

かつて旅人たちが一服したであろう場所を通り過ぎ、櫛田川へ到着。

この櫛田川、江戸時代には橋が架かっておらず、舟で渡っていたそうです。

そしてここにもまた味のある道標が。

左さんくうみち

右けかうみち

さんくうみち→伊勢神宮に向かう道

けかうみち→伊勢神宮から帰る道

行きと帰りを示す道標なんて見ました!!

こういう発見があると、街道歩きの楽しさがぐっと深まります。

さらに歩みを進めると、今度は祓川に出ました。

ここは、伊勢神宮の神領に入るための「禊祓(みそぎはらい)」を行う神聖な場所だったそう。

静かに流れる川を眺めていると、旅人たちが心を清めていた様子が目に浮かんでくるようです。

4. そうめん坂を越えて明星駅へ!ゴール

祓川を越え、道沿いには国史跡の斎宮跡や古墳群の案内板もちらほら。

住宅街にまっすぐ伸びる伊勢街道

一つひとつじっくり見学したくなるけれど、今日のゴールに向かってもうひと踏ん張り。

そして、ラストの難関(?)「そうめん坂」へ。(難関ではなかった笑)

ホント緩やかな坂道を歩いて。

登りきると、近鉄明星駅の近くへ。

ついに本日のゴール地点に到着です!

長かったけれど、道中にはたくさんの発見があり、伊勢神宮が少しずつ近づいてくるワクワクを感じる街道歩きでした。

本日のまとめ

• 歩いた距離:約13km

• 所要時間:約4時間半

• 印象に残った場所:外宮までを示す道標、禊祓を行った祓川、行きと帰りを示す  道標

次回はいよいよ、伊勢神宮・外宮と内宮を目指します!

果たして、無事にゴールできるのか!?(笑)

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