街道さんぽ 中山道編 19日目 御嶽宿〜鵜沼宿 21キロ

中山道編

訪れる宿場町…伏見宿・太田宿・鵜沼宿

5月のゴールデンウィーク♫

この日も快晴です。

前回のゴール地点である名鉄御嶽駅にJRと名鉄線を乗り継いでやってきました。

中山道の山岳地帯も終わり、これからは平坦な道が多くなります。

御嶽宿の桝形を通り、国道21号線に出ると「鬼の首塚」があります。

里人を苦しめた「鬼の太郎」と呼ばれる悪漢が退治され葬られたところだそうです。

鬼の首塚

このあとしばらくは、国道につかず離れずの道を進みます。

比衣の一里塚跡を通って伏見宿へと入って行きます。

伏見宿は中山道50番目の宿場町♬

現在は、宿場の風情は残されていませんが、本陣跡の石碑は残っています。

伏見宿のほぼ中央に位置する「一本松公園」は休憩するにはもってこいの雰囲気のある公園です。(トイレもありますよ♬)

一本松公園

伏見宿は、真っ直ぐな道が続きます。

正岡子規句碑、犬山道道標があり、国道を進んで行くと、「太田の渡し跡」です。

正岡子規句
犬山道道標

この渡し場は、中山道三大難所の一つで、

「木曽のかけはし、太田の渡し、碓氷峠がなくばよい」と謳われるほどの難所であったそうですが、現在は橋が掛かっていて、全く問題なく渡れます。

木曽川にかかる太田橋
太田橋上から木曽川を望む

太田の渡し場跡は、化石林公園として整備されており、昔の石畳が残るだけです。

化石林公園からしばらく木曽川沿いを進んで行くと、太田宿へと入ります。

太田宿は、飛騨へ向かう「飛騨街道」、関・郡上へ向かう「関街道」と交わり、木曽川の水運も利用して、交通・物流の要衝でした。

昔の街並みも保存されていて、美濃加茂市の観光の中核になっています。

太田宿桝形
関街道追分道標

太田宿を抜けると、再び木曽川沿いを歩きます。

ここから先は日本ラインとして有名な木曽川沿い♬

木曽川と周りの山並みがとっても綺麗な場所です!!

とても景色は綺麗だったのですが、苦手な道でもありました💦

なぜなら…遠く先まで見渡せて、大きな変化がない道…

歩いても歩いても、進んでいない感覚になってしまう道…

こういう道は苦手です(-。-;

結構長い時間を歩いて、国道の下のトンネルを抜けると、「うとう峠」にさしかかります。

そんなに険しい峠ではありませんので、簡単に越えられました。

うとう峠

うとう峠を過ぎると、坂をいっきに下った先が、鵜沼宿です。

鵜沼宿へ向かう坂を下っている途中で、犬山城が見えました!!

鵜沼宿は、1651年に正式な宿場となった、比較的新しい宿場町。

現在は、宿場町の保存が進んで、昔の雰囲気が残されています。

鵜沼宿入口

今日の旅はここまで♬

名鉄鵜沼宿駅から電車に乗って帰路につきました。

途中下車して、毎回お楽しみの温泉には入って帰りましたが😆

今回の道のりは、最後のうとう峠を除き平坦な道のりでした。

木曽川の美しい景色も堪能できた6時間30分の旅でした♬

次回は、岐阜市の加納宿を越えて美江寺宿までの予定です。

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