訪れる宿場町…伏見宿・太田宿・鵜沼宿
5月のゴールデンウィーク♫
この日も快晴です。
前回のゴール地点である名鉄御嶽駅にJRと名鉄線を乗り継いでやってきました。
中山道の山岳地帯も終わり、これからは平坦な道が多くなります。
御嶽宿の桝形を通り、国道21号線に出ると「鬼の首塚」があります。
里人を苦しめた「鬼の太郎」と呼ばれる悪漢が退治され葬られたところだそうです。
このあとしばらくは、国道につかず離れずの道を進みます。
比衣の一里塚跡を通って伏見宿へと入って行きます。
伏見宿は中山道50番目の宿場町♬
現在は、宿場の風情は残されていませんが、本陣跡の石碑は残っています。
伏見宿のほぼ中央に位置する「一本松公園」は休憩するにはもってこいの雰囲気のある公園です。(トイレもありますよ♬)
伏見宿は、真っ直ぐな道が続きます。
正岡子規句碑、犬山道道標があり、国道を進んで行くと、「太田の渡し跡」です。
この渡し場は、中山道三大難所の一つで、
「木曽のかけはし、太田の渡し、碓氷峠がなくばよい」と謳われるほどの難所であったそうですが、現在は橋が掛かっていて、全く問題なく渡れます。
太田の渡し場跡は、化石林公園として整備されており、昔の石畳が残るだけです。
化石林公園からしばらく木曽川沿いを進んで行くと、太田宿へと入ります。
太田宿は、飛騨へ向かう「飛騨街道」、関・郡上へ向かう「関街道」と交わり、木曽川の水運も利用して、交通・物流の要衝でした。
昔の街並みも保存されていて、美濃加茂市の観光の中核になっています。
太田宿を抜けると、再び木曽川沿いを歩きます。
ここから先は日本ラインとして有名な木曽川沿い♬
木曽川と周りの山並みがとっても綺麗な場所です!!
とても景色は綺麗だったのですが、苦手な道でもありました💦
なぜなら…遠く先まで見渡せて、大きな変化がない道…
歩いても歩いても、進んでいない感覚になってしまう道…
こういう道は苦手です(-。-;
結構長い時間を歩いて、国道の下のトンネルを抜けると、「うとう峠」にさしかかります。
そんなに険しい峠ではありませんので、簡単に越えられました。
うとう峠を過ぎると、坂をいっきに下った先が、鵜沼宿です。
鵜沼宿へ向かう坂を下っている途中で、犬山城が見えました!!
鵜沼宿は、1651年に正式な宿場となった、比較的新しい宿場町。
現在は、宿場町の保存が進んで、昔の雰囲気が残されています。
今日の旅はここまで♬
名鉄鵜沼宿駅から電車に乗って帰路につきました。
途中下車して、毎回お楽しみの温泉には入って帰りましたが😆
今回の道のりは、最後のうとう峠を除き平坦な道のりでした。
木曽川の美しい景色も堪能できた6時間30分の旅でした♬
次回は、岐阜市の加納宿を越えて美江寺宿までの予定です。
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