今回は、木の芽峠を越えて敦賀に向かう予定だったのですが…
木の芽峠は、福井県の嶺北地方と嶺南地方を隔てる峠です。
朝一番の電車に乗り、前回のゴール地点である南今庄駅に到着。
木の芽峠に向かいます。
峠に向かう途中、山の上から2頭の鹿が、こちらを見ていました。
鹿がいるということは…
クマも…
だいぶビビってました…

徐々に登りが急になってきます。
4月に入っての旅ですが、まだ雪が残っていて、雪深い地域である事を実感します。
二ツ屋宿場跡を過ぎる辺りから、ますます雪が多くなってきました。


出発前に雪の有無を調べたら、積雪0センチ。
スキー場があるものの、こちらも積雪0センチ。との情報だったのが…
あれっ!情報と違うような…
クマとの遭遇以外に別の不安がよぎりますが、さらに歩を進めます。
すると…
ガーーーン!!!


雪!あり過ぎ!
それも膝ぐらいまでも!!
呆然と立ち尽くしてしまいました。
木の芽峠は、このスキー場の脇から登るルートになっています。
これでは到底峠を越えることはできません。
仕方なく、トボトボと来た道を引き返すことになりました。
せっかくここまで来たのに…
諦めきれない気持ちでいっぱいです。
もと来た道を戻りながら、ネットで調べてみました。
すると、木の芽峠が北国街道の主要道になる前、もっと古い時代から、嶺南に抜ける道があるのを発見!
元々はそちらが官道であったとも記載!
木の芽峠より古くから官道と言われている道があるのなら、「それも北国街道!」と気を取り直し、元来た道を急ぎ下って、ルート変更をしました。

変更した道のりは、山中峠を越えて敦賀に向かうルートです。
古くは主要な道でしたが、木の芽峠越えが主流になってからは、距離が長い事もあり廃れてしまったようです。
その後明治になり、鉄道が走るようになりましたが、これも北陸トンネルが開通したことで廃線。
現在は鉄道跡が県道となっています。

山中峠を通るルートには、トンネルがいくつかあるのですが、
明治の時代、鉄道用にできたトンネルなので電気がありません、
車も通りますからトンネル内では、歩いている私を気付いてもらえないかも…
少し命の危険を感じました。
なんとかここに人がいる事を知らせるため、携帯のライトを点灯し、トンネル内を歩きました。
車のドライバーから見ると、人の姿は見えず、ライトだけ揺れながら動いているのが見えたら逆に怖かったかもしれませんね!
ハプニングがあった旅も、出発から8時間余りかかって、この日ゴールの敦賀駅に到着。

これまでで一番疲れた旅でした。
次回は県境を越えて、いよいよ近畿地方に入ります!
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