街道さんぽ 北国街道編 16日目

北国街道編

親不知駅〜能生駅 28キロ

前回の親不知に続き、今回は子不知を越えて糸魚川市内を抜けて能生駅までの道のりです。

親不知駅を出て、国道8号線まで出ると、道の駅にある「カメ」が出迎えくれます。

ここから、国道8号線に沿って子不知に向かいます。

子不知も親不知と同じ歩道がない、いくつもの洞門とトンネルを通って行きます。

洞門や、トンネル内は音が響くため、大型車両が近付いて来ると、すごく音が大きく聞こえ何回も怖い思いををしました。

しかし、景色は日本海が間近に見えて、大海原が広がり、振り返ると越えてきた岬が遠くに見えました。

1時間ぐらい歩くと、最後の洞門が抜け、子不知の難所も無事に通過した時にはホッとできました。

そこから先は、国道沿いや、少し中に入りながら糸魚川市街に向かいます。

糸魚川市街は、前年に市街を中心とした大火事があり、まだ再建の途中で、空き地も多くありました。

しかし、大家事を免れた家屋は、昔ながらの建物も残り、火事の前は風情のある街並みが広がっていたことを感じさせられます。

糸魚川はヒスイの原産地!日本最大だそうで、街中にもヒスイの原石が飾られています。近くにはヒスイ海岸もあり、ヒスイを拾うこともできるとか…

ヒスイ海岸の前にあるコンビニで小休憩をした後、しばらく国道沿いに進み、「久比岐自転車歩行者道」を進みます。

ここは海沿いの車も通らない快適な道でした。海を眺めながら、上越まで約32キロ続く道です。

振り返ると、親不知がどんどん小さくなってきました。

海沿いの歩き易い道のりなのですが、単調でもあり、少々退屈な道のりでもありました…

久比岐自転車歩行者道を約2時間、8キロ進んだところが今日のゴールである能生です。

今日はここまで。無事に難所を通ることもできました。

次回も海沿いの道のりが続きます。

それを過ぎると、今度は長野県に向かう山道と変わって行きます。

北国街道は、ホント山あり海ありの自然に富んだ道のりです。

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