街道さんぽ 北国街道編 24日目

北国街道編

北国街道の旅も大詰めを迎えました!

今日の小諸から軽井沢町にある追分宿まで約12キロの道のりが最後となります!!

この日はレンタカーを借りて、朝小諸駅に到着、最後の旅をスタートしました。

今日もとても良い天気♬

気持ち良く歩けそうです。

小諸城址を通り、北国街道に出ます。

そして、そこが小諸宿です。

小諸は、長野新幹線が開通する以前は、JR信越線が走り、小諸駅は特急あさまの停車駅でもあり、賑わっていたそうです。

現在は、新幹線が隣の佐久平を通るようになったため、以前とは違ってひっそりと佇んでいました。

小諸の町は、街道風情満載です!!

建物も昔の物が多く残り、当時を忍ばせる良い町です!

昔の商家の造りをそのまま生かした、「町屋館」がありました。

会議やイベントなど多目的に利用しているそうです。

小諸宿の風情を楽しみながら進んで行きます。

「小山家」という400年以上前の江戸時代初期の建物も残っていました。東日本に現存する最も古い民家の一つだそうです

小諸宿を抜けると、少しずつ登りになってきます。

バイパス沿いを通り、民家や田畑を抜けて東へ向かいます。

浅間山も綺麗に見えました!!

畑の畔にある「平塚一里塚跡」を通り、御代田町に向かいます。

正直、長野市内を出てからここまで、知らなかった地名ばかりです…

上田という地名は知っていましたが、位置関係は知りませんでした💦

当然、小諸も御代田町も知りませんでした…

御代田町に入ります。町に入る案内板の下に、標高が記載されています。

長野県に入って気づいたのですが、あちこちに標高を記載した案内が出ています。

不思議な感じが…

バイパスを左に外れ、民家の中を歩きます。

立派な建物があり、そこには、明治天皇が行幸の際休憩をされたとの案内がありました。

これも北国街道の旅をしていて、明治天皇の行幸の際に纏わる案内が数多く残っているのを目にしました。

登り坂が続き、御代田町を抜けると、いよいよ軽井沢町です。

軽井沢町の案内にも標高が記載されており、929メートルとのこと!!

町が1000メートル近い標高の場所にあることにビックリでした!!

御代田町を抜けてから、国道沿いの道を歩きます。

登りがだんだんキツくなってきました。

この道もキツかったです💦

しかし、左手に見える浅間山が正面に見えるようにあり、その雄姿が大きくなってきました。

国道を左に外れしばらく行くと、中山道との分岐点、「分去れ」の道標が出てきます。

そしてここが、追分宿。北国街道の終点です!!

右が歩いてきた道の北国街道、左が中山道です。

ここから先は東京まで中山道が続きます。

北国街道を歩き切り、ホッと一息って感じでした。

24日を要し北国街道を歩いたのですが、自分でも不思議なくらい感動はありませんでした…

もっと感動するのかと思っていたのですが…

でも、歩き切った満足感は十分ありました。

分去れ近くにあるラーメン屋さんで昼食を取ったのですが、そこのラーメンが美味かった!!

そっちに感動しました(笑)

最寄り駅まで行くのに、中山道を歩きながら向かいます。

追分宿も、風情が残る良い場所です。

国道に出て、駅に向かう途中も美しい景色が広がり、浅間山も一段と大きくなっていました。

信濃追分駅に到着。

ここからしなの鉄道で小諸に戻り、今晩は温泉に浸かって一泊して帰る予定です。

24日をかけて北国街道を踏破できました。歩いた距離は564キロ。終わってから、自分でもビックリする距離を歩いてきましたが、ホント楽しい旅の連続でした。

知らなかった町や村を通り、綺麗な景色に思わず声をあげてしまったことも幾度もありました。山あり、海ありの道のりを歩き、恐怖を覚えたこともありました。

その土地土地にある町の案内板に足を止め、歩んできた歴史も知ることができました。

初めは、ダイエットの成果で、何かしよう!!と思い立って、始めたのがきっかけの街道ウォーキングでしたが、今ではすっかりハマってます(笑笑)

次はどこを歩こうか!?それを考えるのが楽しみです!!

それではこれにて、北国街道編は終わりと致します。

お付き合いいただきありがとうございました!!

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