街道さんぽ 北国街道編 8日目

北国街道編

前回で福井県嶺南地方の敦賀までやってきました。

これから近江国(滋賀県)を目指す旅です。

この日も朝一番の特急に乗って敦賀に入りました。

しばらくは商店街に沿って歩きます。

するとなぜか、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の佐渡先生の銅像が…

ヤマトファンの私は、思わず写真をパチリ!

商店街をぬけ、国道沿いに歩を進め、集落を抜け、南へ南へ。

幾つかの集落を過ぎ、「愛発」という集落に到着しました。

愛発…これってなんと読むかご存知ですか?

これは…「あらち」と読みます。

この辺りに、奈良時代から平安時代初期にかけて、「愛発の関」があったそうです。関とは関所のことで、畿内防衛のための重要な関所の一つだったようです。

当時は多くの人々が、この関所を通って畿内と北陸の間を行き来していたのでしょう。

今は静かで美しい町並みが残っていました。

また、しばらく国道沿いを歩き、滋賀県に入る峠の頂上が県境です。

後ろを振り返ると、越えてきた山並み。

とうとう滋賀県にやって来ました!

ここからは国道の脇を下って行きます。

歩道のない箇所もあり、トラックの往来も多い所ですが、国道を離れ集落の中を歩ける場所では、長閑な風景を楽しめました。

峠を下り切った所は、「塩津」です。

ここは、琵琶湖の水運を利用した湊があった場所で、この辺では「海道」と書いてある立派な常夜灯が残っていました。

そして…とうとう目の前に琵琶湖が!

琵琶湖を見て感動です!「今日の琵琶湖はなんて綺麗で大きいんだ!」

暫し眺めていました。

琵琶湖を右に見ながら、賤ヶ岳に向かいます。

ご存知の通り、賤ヶ岳は戦国時代、羽柴秀吉と柴田勝家が戦った合戦場です。

賤ヶ岳を抜け、しばらく行くと今日のゴール木之本の宿場町に到着。

木之本宿の町並みは次回のお楽しみとして、この日の旅は終わりました。

次回は、北国街道が中山道と交わる彦根を目指す旅です。

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