街道さんぽ 北国街道編 13日目

北国街道編

今回は、岩瀬浜から黒部に至る約28キロの旅です。

朝、富山ライトレールに乗り、岩瀬浜に到着。

前回から1ヶ月半ぶりのウォーキングで黒部に向かいます。

朝からイイ天気!

7月の半ばになり、今日も暑い日になりそうです💦

東に向かって歩いていると…「飛びだんご伝説」と「熊野地蔵」の案内板が!

戦国時代からの伝説が紹介されていました。

それにしても暑い💦

歩き始めから汗が吹き出します💦

しばらくは東に向かって歩を進めます。

すると、道の真ん中にまたまた大きな松の木が…

加賀藩前田利長が街路の美観と冬季積雪時往来の便を考えて植樹した一部が残っていました。

富山は雪の多い地域。

昔の旅人は、松のお陰で雪の日も歩きやすかったんじゃあないでしょうか。

そして、今度は…

「親鸞聖人腰掛けの松」がありました。

鎌倉幕府の怒りに触れ、越後国に流されることになった親鸞聖人が、しばし腰を下ろし休息したと伝わる、松の木です。

北国街道の歴史は古いので、過去のいろんな方々が行き交い、また、数々の伝説も残っているのですね!

今日も北アルプスが綺麗に見えます!

すぐ上の写真。

北アルプスの山並みが海と交わる地点。

北国街道は、そこを回り込んで越後国に入ります。

(ひや〜っ!まだまだ遠い〜!!)

めげそうになりながらも、歩を進めると、滑川市に入りました。

立派な一里塚跡を通り、

しばらく行くと、小さな道標が…

「大岩道」と記されています。

これは、立山山岳信仰の登拝者の方々のための道標であったようです。

滑川市内には、「なめりかわ宿場回廊」と銘打って、歴史を語る案内版が残っており、当時の滑川の町の様子がわかるようになっていました。

滑川を抜けると、魚津市に入ります。

魚津もまた、歴史を案内する案内版が数多くありました。

道標(これは古いものではありませんが)

魚津で起った「米騒動」について

三銭学校

街道を歩いていると、ホントその地域が歩んだ歴史の勉強にになります。

教科書に記載されていないものがほとんどですが、いつも案内版があれば、立ち止まって読んでしまいます。

そして、今日のゴール黒部市に入りました。

ゴールの黒部駅近くに、大きな欅の木を見つけました。

市指定の天然記念物で、樹齢300年の「三島の大けやき」というそうです。

8時間弱をかけて黒部駅に到着です。

いつもそうなのですが、途中の案内板や、道標などを読んだり、写真に収めたりしていると、時間がかかってしまいます。

しかし、車や自転車では見過ごしてしまうものも、徒歩だから見つけられるというのも、醍醐味の一つと思い、楽しんでいます!!

今日も、そんなことをしながら、楽しい街道ウォーキングができました!!

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