街道さんぽ 北国街道編 18日目

北国街道編

高田〜関山(妙高市)24キロ

今日から長野に向かう道のりが少しづつ登りになってきます。

前日に高田駅近くのホテルに入り1泊。

朝から妙高高原に向けてスタートしました。

高田は昔から城下町として栄えた町です。

スタートからしばらく町の中を歩いて行くと、「お馬出しの辻」という案内版が目に留まりました。

高田城と城下町を結ぶお城の玄関口として栄えた場所だそうです。

高田の町も糸魚川の町と同じく、歩道に建物の屋根が張り出しています。

雪の多い地域で見られる構造ですね。

冬でも人が歩きやすいように工夫がされています。

その先には凄いお店を発見!!

なんと寛永年間創業のお店です!!

「十返舎一九ゆかりの地」ともあります。

寛永年間???

調べて見ると…1624年〜1645年までで、徳川三代将軍徳川家光の時代とありました。

なんと!!約400年前からあるお店!!

十返舎一九は「東海道中膝栗毛」の作者!!

すごいです!!

朝からとても歴史を感じました!!

北陸新幹線の上越妙高駅を右に見ながら進んでいきます。

この辺りから緩い登りになってきました。

山も近づいて来て、海沿いを歩く景色とは違った趣きがあります。

古い道標にも「左 飯山道」の文字が!

飯山は長野県の町。

ワクワクしてきました。

それほど高くはない小出雲坂を過ぎ、進んで行くと、田園風景が多くなってきます。

昔ながらのかかしもお出迎えしてくれました!(笑)

上越妙高駅付近から続く緩い登りは、ずっと続いています。

二本木駅に到着し小休憩。

この駅は、スイッチバックが行われる駅で、列車が急勾配を上るために作られた仕組みが今も残っています。

昔の雰囲気を残す、二本木宿、松崎宿を過ぎ、さらに歩を進めて行くと、北沢の一里塚に出ました。

まだまだ緩い登りが続き、今日のゴール関山宿にある、関山駅に到着!!

結局この日は、24キロ中約20キロが緩い登りでした💦

しかし、綺麗な山並みや田園風景を眺めながらの旅で、とても良かったです。

次回は、関川宿にある関所跡を通って、いよいよ長野県に入ります!!

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