【最古の古道】山の辺の道を歩く② 天理駅〜大神神社 14キロ

プライベート日記

今回は前回に引き続き山の辺の道を大神神社(三輪さん)まで歩きます。

今回も妻が参戦♬

ブラブラ二人で歩きながら、いにしえの道を楽しんできました😊

【道のり】

2023年2月11日(土・祝)

まずはスタート地点の天理駅へやってきました

天理駅はJR・近鉄どちらを使っても来れますが、今回はJRを使って到着〜♬

駅前はバスターミナルや公園などもあり、広々しています。

アーケードがある商店街を東へ歩いて、天理教の前を通って山の辺の道へ!

歩道にも山の辺の道であることが案内されていました😊

橋を越えて左にそれて山道を進むと、日本最古の神社の一つ石上神宮です。

うっそうとした森に囲まれた境内は威厳を感じます!!

なんとここにはニワトリがいっぱい放されています!!😵

なんでも…ニワトリは神の使いとして神聖視されていることから、石上神宮でも神の使いとして大切にされているそうです!

石上神宮を過ぎて集落に出ると、無人のお店(?)がありました!!

地方に行くと、その土地で採れた物を道端で販売しているのをよく見かけますが、この先いくつもこのようなお店があって、数の多さにビックリしました😆

お土産に買うのも楽しいかも😊

妻もハーブを売っているお店でハーブを買っていました。

道は芭蕉句がある場所を進み、気持ちの良い山間を抜けていきます。

視界が開けると、奈良盆地の向こうには二上山や葛城山、金剛山を望む事ができます。

山の向こうは大阪府です😊

天理観光農園を過ぎてしばらく歩くと、春日大社とゆかりがある夜都伎(やとぎ)神社があります。

夜都伎神社鳥居

夜都伎神社を過ぎると集落を通り田園地帯を通る道が続きます。

この辺りは「大和古墳群」と言われる地域で、古墳時代前期の大型古墳が多数存在する地域です。

集落を歩いていると、古い建物を利用した「里山文庫」というものがありました。

文庫とあるので、書物が置いてあるのかな?と思い、

中を覗いてみると…

お茶碗や湯呑み、お皿が置いてあり、どうやら無人で売られているようです😵

歩き始めて約3時間。お昼時になってきましたので、昼食を摂る場所を探しながら歩いていると、「歩く道の駅」がありました。

天理市のトレイルセンターで、公園にはベンチがあり、建物の中にはレストランや、無料休憩所、史跡紹介コーナーなどなど…

充実した施設になっていましたので、ここで持って行ったおにぎりでランチタイム🍙😊

リュックの中でゴロンゴロンしていたせいか…

おにぎりの形が変形してしまってました😆

でも外で食べるおにぎりの味は格別です😊

天理市トレイルセンター建物

腹ごしらえもできたし♬

再び大神神社に向け、天理市トレイルセンターを出発!

出発後すぐに崇神天皇陵があります。

大きな陵で、陵の縁を進んでいきます。

この辺りは田園風景をのんびり眺めながら歩ける道♬

日本の原風景が広がり癒されます😊

次に現れたのが景行天皇陵。

景行天皇は日本武尊(ヤマトタケル)の父君♬

これも大きな陵でした!!

景行天皇陵の脇を歩いていると、大和三山が見渡せる絶景ポイントがあるとのこと!

少し山の辺の道から外れて行ってみると…

遠くに葛城山・金剛山・手前には大和三山が見渡せる、まさに絶景スポット!!

案内板と同じ方角に向かってカメラを向けて撮ってしまいました😆

※大和三山…奈良県橿原市に位置する香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)の三山です。近くには日本で初めて本格的な都があった藤原京の藤原宮跡があり、万葉集にも詠まれた山々です。

この後も続く田園地帯や集落を抜けて歩いていくとゴールの大神神社が近づいてきます。

伊勢神宮ゆかりの桧原神社(ひばらじんじゃ)を過ぎると大神神社です!

「大神」と書いて「おおみわ」と読む大神神社は古事記や日本書紀にも出てくる日本最古の神社。

大和国の一宮でもあります。

境内は広大でいつ来ても荘厳とした雰囲気!

この日もたくさんの参拝者がいました。

祈祷殿
拝殿

私たちも参拝をして今日の旅を締めくくりました😊

大神神社二の鳥居

【見どころ】

①石上神宮

山に沿った森の中に境内はあります。

日本最古の神社の一つで、武門の棟梁物部氏の総氏神。

健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神です。

②天理市トレイルセンター

ここは見どころというわけではなく、休憩場所として最適な場所です。

レストランや無料休憩所、広場にはベンチがあったりと、設備が整った休憩場所はここ!って感じです。

③景行天皇陵

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の父と伝えられる第12代景行天皇の陵墓とされています。

近くに崇神天皇陵もありますが、景行天皇陵近くにある絶景スポットがお薦め!!

大和三山をはじめ、葛城山・金剛山、遠くに高野山・吉野山を望ことができます。

④大神神社

古事記や日本書紀にも出てくる神代に始まった古社。

大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が国造りのために神社の後方にある三輪山に祀られています。

本殿はなく、直接三輪山に祈りを捧げる原初の神祀りを今に伝える、日本最古の神社です。

【歩いてみて】

今回は山の辺の道の「南コース」と呼ばれる道を歩きました。

実はこのコース…天理駅から桜井駅まで40年前に高校の遠足で歩いたことがあります😆

天皇陵の脇を歩いたことぐらいしか記憶にありませんが…😅

今日は天気も良く、たくさんのハイカーの方が歩いておられました。

道も大変整備されていて、案内表示があちこちに設置されていますので、迷うことはありません。

道はゆるいアップダウンがあり地道の部分も多いですが、運動靴で歩けばまったく問題なし!

道中、カフェがあったり、展望の良い場所にベンチがあったりと、ちょっとひと休み♬ってする場所もたくさんあります😊

コンビニ・スーパーなどはありません。

必要があれば、あらかじめ持参されるのがお薦め♬

また、公衆トイレもあちこちに設置されています。

山の辺の道の西側には国道があって、バス路線になっていますので、コースを区切りながら歩くこともできます。

2回に分けていにしえの道を踏破することができました😊

古代の人達が歩いた道をたどった今回の旅♬

みなさんもぜひ日本の歴史を感じながら歩いてみてはいかがですか?😊

今回は、「PIONIRO studio」の協力の元、動画を作成してみました!

こちらも是非、見てみてください😊

奈良テスト(非公開)

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