⭐︎2021年10月1日〜3日
登山好きの弟に誘われて、乗鞍岳登山に挑戦してきました!
「乗鞍は、標高3000メートルを越えるけど2700メートルぐらいまでバスで行けるから、普段街道ウォーキングしてるし、ハイキングみたいなもん」と言われ、
「標高3000メートル」…
「ハイキングみたいなもの」…
この2つのフレーズでその気になり、チャレンジする事にしました。
今回の旅は甥っ子も参戦!
3人で頂を目指す旅の始まりです。
夜の10時に集合し、いざ出発!
車中はバカ話をしながら、翌朝3時に、バスの出発地点である、岐阜県の「ほおのき平」に到着。
「ハイキング」に備え、少し仮眠を取ることにしました。
乗鞍岳は、北アルプスの南端に位置し、長野県松本市と岐阜県高山市に跨がる火山で、日本百名山の一つでもあります。
自然保護のため、マイカーの乗り入れを規制していて、登山の玄関口である「畳平」まではバスで移動するのが一般的です。
仮眠から目覚めると、大きな駐車場に車がいっぱい!
乗鞍を目指す方々のようです。
ほおのき平はスキー場。
冬にはスキー客で賑わう場所です。
バスを待つ方々の姿を見ていると、本格的な登山スタイルの方々ばかり…
ん???
ハイキングじゃないの???
ちょっと不安…
乗鞍岳の玄関口に向かうバスがやって来ました。
乗客が多く、一台目のバスには乗れず、その次のバスに乗り、「畳平」に向かいます。
約45分の乗車でしたが、景色が素晴らしい!
窓側に座れず、写真に収められなかったのが残念です。
「畳平」に到着した時の気温は、3℃…
さむっ!!!
さすが、標高2700メートル越えの地点は、麓とは違います!
天気にも恵まれ、いよいよ乗鞍岳の山頂を目指します!
弟は乗鞍岳は3回目。
「膝の調子が良くないから、ゆっくり登るよ」と先頭を歩き始めます。
景色を楽しみながら、ゆっくり登頂と思いきや…
超ハイペースで登って行きます!
え〜っ!!!
ゆっくり登るって言ってたのに…
最初の急登を登りきった地点で、甥っ子と二人で苦情を連発!
「ごめん!ごめん!膝の調子が良かったからつい!」だって…
ペースを落としてもらいました。
しばらく行くと、遠くの山並みが!
とても美しく見えました。
途中の山小屋で休憩した後、さらに頂上に向けて歩を進めます。
目指す頂上も目に入るようになり、気合いを入れ直して登り始めましたが、岩のゴツゴツした足場が続き、急登もあるわで、頂上がなかなか近付きません。
しかし遠くに、槍ヶ岳、穂高連峰が連なり、反対に目を向けると御嶽山も綺麗に見えました!
そして、ついに山頂に到着!
標高3026メートル、乗鞍岳の最高峰「剣ヶ峰」に登頂!
頂上には、乗鞍神宮の奥宮があり、ここまで無事に登れた事を感謝し参拝をして下山しました。
帰りのバスでは爆睡zzz
その日の宿泊先は高山市内でしたので、途中、新穂高にある「ひがくの湯」に立ち寄り、温泉で疲れを癒やして、高山へ向かいました。
温泉に向かう途中でも、素晴らしい景色の連続です!
温泉に浸かり、高山市内に向かう道中でも一波乱が…
ナビの通りに走ったのですが、最短ルートなのか、国道から外れ、整備がされていない県道を案内。
道は細くて、ガードレールもない、対向車が来たら、やっとすれ違えるかの道幅の峠道!
なにか、狐に化かされているかのようでした。
ホテルに到着後、休憩の後、楽しい夕食の時間を過ごして、眠りにつきました。
翌朝、朝早くに目が覚めたので、高山市内を、徒然散歩♬
古都高山には、古くからの町並みが保存されていて、朝の静けさに、とてもマッチしていました。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
甥っ子のバイトの関係で、早めに家路に向かいます。
車中でも、たわいの無い話で盛り上がり、来年は立山に行こう!という話になりました。
弟曰く…
立山も3000メートルを越える山で、途中標高2500メートル地点の室堂までは車で登れるし、足場も乗鞍と違って良かったはずだから、散歩みたいに登れる!と…
ん!!
3000メートル超え!?
2500メートル地点までは車!?
このフレーズには心が動きます!
しかし…どこかで聞いたフレーズのような…
今回の乗鞍の時も、同じような事を言っていたような…
「ハイキング」って…
全然ハイキングではありませんでした!!!
どうやら弟の話は、「話半分」で聞いていてちょうどいいのかと…
また来年の楽しみを語りながら、帰宅しました。
初めて、3000メートルを超える地点に立つことができ、思い出に残る旅ができました!
楽しい時間を過ごせたことに感謝し、来年も元気に登れる事を楽しみにしたいと思います。
三日間ありがとうございました!!!
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