大阪・奈良・和歌山の金剛山地を縦走するダイヤモンドトレイル(ダイトレ)。
屯鶴峯(どんづるぼう)から二上山や大和葛城山、金剛山、岩湧山を経て槙尾山へと至る全長45キロの長距離自然歩道です。
ダイトレチャレンジ1日目は、スタート地点の「屯鶴峯(どんづるぼう)」から二上山、大和葛城山を経て、水越峠までの17キロを歩きました。
今回は2日目、水越峠から紀見峠までを歩きます😊
今回も登山家の弟と甥っ子の3人で挑戦!
朝8時に近鉄富田林駅に集合し、バスで水越峠に向かいました。
【水越峠〜金剛山】
富田林駅8時20分発の金剛バスで出発!!
バスには登山客が多く乗っておられました。
「みんなダイトレにチャレンジするのかな!?」
と思いましたが、途中の葛城登山口で降りる方も多く、終点の水越峠に向かう人たちは、私たち含め3組でした。
約30分で終点の水越峠に到着です。
※ご注意…この区間の金剛バスは交通系ICカードは使えません。
小銭をご用意くださいね♬ 運賃は520円でした。(2022年11月現在)
前回のゴール地点からスタートします!
初めは緩やかな坂を登っていきます。
いつもの街道ウォーキングで歩く舗装された道路とは違い、土の道を歩くのは、足に負担が少なくてGOOD👍
山の合間から見える大阪平野や色づいた紅葉を見ながら少しずつ標高を上げていきます。
スタートからしばらくは緩い坂道を登って、ハイキングに来ているような感じでしたが、前回のダイトレの経験上、こんなに楽に登れる道が続くはずも無く…
金剛山に登る道が二手に分かれる地点で、「ダイヤモンドトレイル」と書かれた案内表示に従って登っていくと…
始まりました!!
ダイトレの急登!!
今日の行程は、金剛山を登り切るまでが一番の難所😅
標高差約600メートルを一気に上げていきます!!
尾根道に出ると、道幅も広くとても整備された歩きやすい道♬
そしてまた急な木段と…
繰り返しながら登って行きます。
標高を上げるに従い、見える景色もどんどん良くなってきました!!
木々の間からは奈良平野も一望できます!!
いつの間にか、前回通った大和葛城山と同じくらいの標高まで登ってきました!!
水越峠から登って登って…
金剛山まで最後のラストスパート!!
登り始めて3時間。
金剛山一の鳥居に到着です😆
ダイトレのコースからは少し外れますが、金剛山最高地点に行こうということで、鳥居をくぐり葛木神社に向かいました。
鳥居をくぐり少し登ったところに、金剛山の最高地点、標高1125メートルの葛木神社があります。
最高地点は葛木神社の本殿裏にあり、神域になっているので、立ち入ることはできません。
葛木神社に参拝し、一の鳥居まで戻って今度は紀見峠を目指します😊
その前に…
大阪で最も高いキャンプ場、「ちはや園地」で昼食😊
ちはや園地の炊事棟で、先月登った大山登山から始まった、昼食時のラーメンタイムです😆(炊事棟以外での火器の取り扱いは厳禁になっています)
山の上で食べるラーメンって、なんでこんなに美味しいんでしょうね〜😆
ラーメンとおにぎりで昼食を摂り、後半戦に向かうことにしました!!
【金剛山〜南海電車紀見峠駅】
事前の情報では、ここから先は下りが多いとのこと♬
それでも山の中のコース…
尾根道を進んでいると急な登りの木段が何箇所か出現!!
アップダウンを繰り返しながら、中葛城山、高谷山を越えて千早峠まできました。
千早峠は幕末の1863年、天誅組が観心寺より奈良の五条にあった代官所を討ち入った際、この峠を通ったそうです。
千早峠を過ぎてしばらく行くと、紀見峠までの案内板が…
紀見峠まで、まだ6.8キロあります…
先は長い…
神福山、金剛トンネルを過ぎると行者杉です。
ここは、大阪の河内長野市、和歌山県の橋本市、奈良県の五條市が3市境界地にあたり、古くから山岳修行道の開祖として崇められている「役行者(えんのぎょうしゃ)」も祀る「祠(ほこら)」がある場所です。
杉尾峠、タンボ山、西の行者堂を過ぎると、急な下り道!!
この下りが長い!!
長い下りは足に堪えます😅
休憩のため止まっていても太ももがプルプル…
震えが止まらない感覚です😅
今日のコース、もし反対の紀見峠から金剛山を目指していたら…
この下り坂が上り坂となり、今日一番の難所となっていたでしょう!!
長い長〜い下り坂を降り切ると高野街道に交わり、紀見峠に到着♬
そして、そこが紀見の宿場です。
紀見の宿場から今日のゴール南海電車紀見峠駅までも、急な下りは続きます。
そして、今日のゴール南海電車紀見峠駅に到着!!
スタートから19キロ、7時間30分で到着しました😊
【歩いてみて】
今日の行程のポイントは前半。
金剛山までの道のりです。
標高520メートルの水越峠から1125メートルの金剛山まで一気に登っていきます!
約5キロの行程を3時間ぐらいかけて登ったので、全行程を考えると、かなり時間がかかりました。
11月に入り秋も深まったこの季節、金剛山の山頂はけっこう寒いです。
ここまで歩いてきて、汗もかいていますので、頂上では余計に冷えます。
季節によっては、寒さ対策も必要かと思います。
金剛山を過ぎて、紀見峠までは基本下り坂です。
尾根に沿った平坦な道も多く、前半に比べたら余裕を持って歩けます。
天気が良ければ木々の間から、大阪平野や奈良の大峰山系、和歌山の高野山系を望こともできます。
道中、当然のことながらお店はありません。
途中の水分補給や栄養補給については、山に入る前に準備することが必要です。
これでダイヤモンドトレイルの3分の2が終わりました!!
あと、1回でゴールの槙尾山です!!
残り約15キロ!!
次の山旅も楽しみです😊
コメント
見ました!よくまとまっていて、思い出にとっておけます!3回目も頑張りましょう。ただ12月は無理そうなので、1月でお願いします!