街道さんぽ 北国街道編 2日目〜6日目

北国街道編

今回は、二日目から六日目をまとめて記載します。

まとめてしまう理由は…

・北国街道の旅が5年前であり、記憶が詳細では無いこと。

・まさかブログを書くようになるとは、当時思っておらず、記録しているのが出発場所とその日の目的地、歩いた距離及びかかった時間。

ということで、印象に残った所をピックアップして記載します。

二日目から六日目は、前回のゴール地点であるJR小松駅から福井県にありますJR南今庄駅までの旅。その間、一日平均約20キロの徒歩の旅です。

まず初めに思い出深いのは、大聖寺を過ぎて県境を跨いだことです。

「金沢からまさかここまで来れるとは!」と…ちょっと不思議な感じでした。

県境は峠道になりました。木が生い茂り、昔の街道の雰囲気が出てきますが、熊や猪が出てくるのでは…とちょっと怖い…

北陸自動車道を跨いで、ゴルフ場の脇を抜けて進んで行きます。

そして、加賀国と越前国の国境一里塚に到着!

これからいよいよ福井県に入ります。しかしまだ峠道はしばらく続きました。

距離にして10キロぐらいでしょうか?ようやく福井県側の見晴らしの良い場所に出ました。この日は、街道沿いから少し離れた場所にある、名湯「芦原温泉」の日帰り温泉に立ち寄り、温泉を楽しんで帰りました。

次に印象深かったのは、JR福井駅の近くにある「北ノ庄城柴田公園」です。ここは、戦国武将柴田勝家が築いた、北ノ庄城の天守閣があった場所で、羽柴秀吉との戦いに敗れ、勝家とその妻お市の方が自害した場所でもあります。ご存知の通り、お市の方は、織田信長の妹です。そのお市の方が、最初に嫁いだ先である、浅井長政との間に生まれたのが、有名な三姉妹、「茶々、お初、お江」であり、三姉妹はこの地で、秀吉に引き取られました。後に茶々は、秀吉の側室となり「秀頼」を産み、お江は、徳川秀忠に嫁ぎ、徳川幕府三代将軍「家光」を産みます。

歴史好きの私としましては、この北ノ庄城で、「もし三姉妹が落ち延びていなければ…」と思うと、歴史のターニングポイントに立った気分でした。

そしてこの回最後は、「今庄」です。今庄は宿場町として栄え、今もその名残を残しています。昔ながらの建物や枡形(敵が攻めて来た時を考え、見通しを悪くするために、宿場の入口や出口の道を直角に曲げて外敵を防ぐ工夫)も残っていました。春先に訪れたので、雪もたっぷりありました。

そして次回は、いよいよ北国街道難所の一つ木の芽峠!と思っていたのですが、思いもよらぬハプニングが…

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