街道さんぽ 北国街道編 12日目

北国街道編

高岡市福岡〜富山市岩瀬浜 33.1キロ

朝早い電車に乗り、前回終了地点の富山県にある福岡駅に向かいます。

曇り空からのスタートですが、午後からは晴れそうです♬

今日は富山市にある、岩瀬浜まで約33キロの道のりです!

朝早いせいか、町は静けさの中です。

しばらく行くと、里程標が立っていました。

ここ福岡から富山市内の西町までの距離が書かれています。

旅人は里程標を見て、今の自分の位置を把握していたようです。

里程標によると、高岡市内まで約8.8キロ、2時間ちょっとの道のりです。

この頃になると、今までの経験で、距離からこれからかかる時間が分かるようになりました。

高岡市内に向かうここにも松並木が!

調べてみると、幕府が街道沿いに松や杉を植えるようにさせたとのこと。

旅人を暑さや風から守り、雪で道が分からなくならないようにするためとありました。

昔はもっと多く植えられていたのでしょうね。

国道に出たり、少し中に入ったりしながら、高岡市内に入りました。

高岡には仕事で何回も来ていましたが、ゆっくり歩いて見学するのは初めてで、古い町並みが保存されていて、いい町です♬

そして、初めて高岡大仏を見ました!

奈良、鎌倉の大仏様に並ぶ、日本三大仏の一つで、およそ800年前に源義勝が木造大仏を造営したことがはじまりだそうです。

高岡市を抜け、庄川を越えてしばらく進むと、射水市にある小杉の町に到着します。

ここも古い町並みが残り、とても風情がありました。

小杉を過ぎ、富山市内に向かいます。

そして、北アルプスの姿がだんだん大きくなって来ました!

富山県側から、北アルプスの勇姿を初めて目にしたのは、2005年に北陸自動車道にある、呉羽PAからでした。

その時の美しさに感動したことは、今でも覚えています。

3000メートル級の山々が連なるスケールの大きさ、朝日や夕日に照らされる時間帯の美しさは、特に素晴らしい!!

それ以来、北アルプスを眺めるのが大好きになりました。

(上の2枚は別日に呉羽PAから撮影したもの)

富山市内に入り、畑の中の道を進みます。

北アルプスは綺麗に見えて良かったのですが、広大な畑を縫う様に進む道は、進んでも進んでも畑の端まで辿り着けない…

一番苦手で疲れる道のりです…

ようやく畑の中を抜け、神通川を渡り、北へ進むと、今日のゴール地点であります、岩瀬浜が近付いてきます。

ここは、北前船で栄えた町。

往時は活気がある湊であったことでしょう。

岩瀬浜にある、富山ライトレールの終着駅「岩瀬浜駅」が今日のゴールです。

5月も半ばを過ぎると、暑い暑い💦

33キロの道のりを8時間以上かかった旅でした。

富山ライトレールは路面電車ですが、すごくカッコいい車体です!

お洒落な車体に揺られながら、富山駅経由で金沢に戻った一日でした。

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