甲州街道2日目は朝から雨模様。
午後から天気回復とのことなので、出発は午後から。
今日は府中宿まで歩けたらいいなぁ…
と思いながらのスタートとなりました。
2024年4月
【道のり】
①上高井戸宿〜布田5宿
前回終了地点の八幡山駅まで京王線で移動。
雨は止みましたが、どんより曇り空の下スタートです。
まずは国道20号線を西へ進みます。
大きな国道!!
車の数も多いですが、歩道がしっかりあるので安心して歩けます。
環八通りを渡ってしばらく進むと旧道に入ります。
旧道と言っても田舎道ではなく、車の往来が多い道。
満開の桜がお出迎え😊
千歳烏山駅を過ぎてしばらく進むと、1870年建立の里程標が民家の玄関先に建っています。
内藤新宿より三里 品川県
とあります。
この里程標、明治3年に建てられた新しい一里塚なんですが、当時品川県ってあったんですね!!
あとで調べてみると…
明治2年の設置され、廃藩置県のあった明治4年に廃止されたそうで、現在の品川区や目黒区、世田谷区、渋谷区、新宿区、練馬区、杉並区、さらに神奈川県や埼玉県の一部も含まれていたそうで…
かなり広範囲な県だったようです!!
新一里塚を過ぎてしばらく歩くと、国道20号線に合流。
ここまで日本橋から20キロ♬
今度は江戸時代の一里塚跡がありました😆
仙川の一里塚跡です。
国道20号線に沿って歩き、旧甲州街道入口交差点の辺りから、布田5宿の国領に入ります。
この布田5宿、日本橋から比較的近い位置にあったため、間の宿の色合いが濃かったようです。
国領・下布田宿・上布田宿・下石原宿・上石原宿を合わせて布田5宿といいます。
国領から上石原宿までは3キロ。
その間に9軒の旅籠があったそうで、本陣・脇本陣はありませんでした。
その中の上石原は、新撰組局長近藤勇の生誕の地。
道沿いには幟が多数立っています。
②布田5宿〜府中宿
この辺りから古い民家を見かけるようになってきました。
住宅街に伸びる旧道をひたすら歩きます。
歩いて歩いて、京王線の踏切を渡ると府中宿です。
府中宿といえば、東海道を歩いた時もありました。
現在の静岡市中心部にあった宿場町。
抹茶アイスが美味しかったなぁ♬
甲州街道にある府中は、かつて武蔵国の国府(律令制下に国司が政務を執る施設が置かれた都市)が置かれた場所で、政治・文化の中心地でした。
その中でも存在感を示す場所が、大國魂神社です。
西暦111年創祀と伝えられる都内屈指の古社!!
御祭神は、出雲の大国主命と同一神とされています。
国府跡も神社内にがありました。
最後に大國魂神社に参拝し、今日の街道歩きは終了です😊
【歩いてみて】
今日も町歩きでした。
国道20号線とお友達の旅😆
お店もたくさんありますので、補給には困りません。
逆に見どころが少なかったかなと…
最後の大國魂神社は立派な神社でした!!
東京出身の会社の同僚から、府中に行くならぜひ寄ってくださいと言われていたので、楽しみにしていたのですが、こんなに大きな神社だとは思いませんでした!!
今日はここ府中で一泊。
明日は小仏を目指します♬
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